2007-05-07から1日間の記事一覧

い、異色風味の作家さんだったのか・・・?

三津田信三「首無の如き祟るもの」は評判どおりの大傑作でワシ大感激。久々に魂が震えた、素晴らしい本格ミステリでした。感想はまた後日です。 ・・・で、今はA・H・Z・カー「誰でもない男の裁判」を読書中。今のところ冒頭2編を読んだだけなんですが、これってガ…

時間泥棒と戯れていたら

Wikipediaの「密室殺人」の項目がやたらと充実していてびっくり。 密室の歴史はある意味で推理小説の歴史よりも古い。乱歩の『類別トリック集成』によると、ヘロドトスの『歴史』の中にピラミッド内でおこった密室殺人が書かれている。(ただし殺人に秘密の抜…