チェーンソーさえあればいい



というわけで昨晩はGoW2にてXBOX360のフレンドの方々とチェーンソーで切ったり切られたりしてました。


「オレのチェーンソーはレボリューションだぜひゃっはー」
火炎放射器かっけー!」
「さすが海外版!ヘッドショットで頭蓋が吹っ飛んだ!」
ガトリングガンが追加されてるーッ?」
「ちょwwwローカストにチェーンソーで切られた」
「グレネード直刺しでミンチにしてやんYO!」
「うぉ?死んだローカストを盾に出来るぞ?」
「え?マジ?」
「いいなーそれ」
「ミートシールドとな!」
「ミート君ですね、わかります」
「ゆでせンせいと聞いて飛んできますた!」
「ゆでせンせさいこー!」
「ゆでせンせさいこー!」
「ゆでせンせさいこー!」
「ゆでせンせさいこー!」


上記発言はもちろんフィクションですが、概ねいつもこんなテンションで遊んでおります。・・・フィクションですってば。フィクションなんだって!(必至)


つーか何でフレンドの皆さまは海外版を既に抑えているんですか。まったくXBOX360ユーザーは業が深いぜフゥーハハハァー

小説感想 高畑京一郎「タイム・リープ あしたはきのう」(上下巻)






鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。ある日、彼女は昨日の記憶を喪失している事に気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えの無い文章があった。"あなたは今、混乱している。若松くんに相談なさい・・・"
若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香の記憶を分析する。そして、彼が導きだしたのは、謎めいた時間移動現象であった。"タイム・リープ───今の君は、意識と体が一致した時間の流れの中にいない・・・"
第1回電撃ゲーム小説大賞で<金賞>を受賞した高畑京一郎が組み上げる時間パズル。遂に、文庫に跳躍!!



神。


なんというボーイ・ミーツ・ガール・・・!なんという時間SF・・・!そしてなんというロジカルな展開・・・!神。これは神。間違いなく神。ワシにとって信仰すべき神。これはもう五体投地して礼を尽くすしかあるまい。おお、神よ・・・!アーメン。


と、読んだあとしばらく放心してしまった程に脳天直撃した作品。いや、そりゃ前評判は聞いていて「面白いよ!」ということは知っていたんだけどさ、「所詮ラノベ」と侮っていたワシが全て悪かった。ごめんラノベ。これからはもちっとそっち方面にもアンテナ伸ばすよ。


というわけでタイム・リープ───時間跳躍現象に見舞われた少女とそれを解明すべく少女を助ける少年のお話なのですが、もう構成内容が半端ねぇっす。序盤から伏線張りまくりで、ストーリーが進むにつれ徐々にパズルのピースが埋まっていくようなロジカルさがもう辛抱たまらん。上下巻だけどそれぞれが薄いので話もキレがあり、起承転結いずれも中だるみすることなくテンポよく話進むのもいいねっ!ボーイ・ミーツ・ガールっぷりについては「あ゛あ゛あ゛〜〜〜ッ!」とゴロゴロと部屋中も悶え転がりたいほどでもうこれだけでご飯3杯は軽い。(何がだ)


つーわけで大傑作だと思うので未読の人は是非是非読んでみてちょーらいな。