小説感想 レイ・ブラッドベリ「二人がここにいる不思議」



二人がここにいる不思議 (新潮文庫)

二人がここにいる不思議 (新潮文庫)


太めと痩せのカップルの、出会いと別れと再会の物語「ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動」、天国まで自慢のワインを持って行こうとする呑んべえ領主に抗して村人たちが考えた作戦が意表をつく「ご領主に乾杯、別れに乾杯!」など、23編のジンワリいい話を集めた待望の短編集。ちぐはぐな会話としんみりした読後感が楽しい表題作は、今は亡き両親をレストランに招待した男の話。



んー、ちと微妙。


つーか粗筋にある「23編のジンワリいい話」ってのは大いなる誤りだと思うがどーよ?


ジンワリいい話ってのは冒頭の数話程度で、残りは殆ど「奇妙ッ!実に奇妙ッ!」的ホラーちっくなお話ばかりだったよーな気がするのですが…。何ですかそれはワシの気のせいなのですかにゃ。


好きな人は好きかもしれませんが、ワシはちょっと肌に合いませんでした(;´Д`)
世にも奇妙な物語」的世界観がお好きな方ならばツボに来る話が結構あるかもだ?