小説感想 ダグラス・アダムス「宇宙の果てのレストラン」



宇宙の果てのレストラン (河出文庫)

宇宙の果てのレストラン (河出文庫)


小腹を満たしに、宇宙の果てのレストランへ行く途中、攻撃された<黄金の心>号。乗っていたアーサーたちは、離ればなれになってしまう。元・銀河大統領ゼイフォードと鬱型ロボットのマーヴィンが、たどりついた星で遭遇したのは!? 宇宙を揺るがす迷真理を探る一行の、めちゃくちゃな冒険を描く、大傑作SFコメディ第2弾!



愉快極まりないコメディSF。


この本の魅力を語るには読んでもらうしかない、とゆーのがワシの結論なのですけれども(;´Д`)


まあそれではあんまりなので、ちょいと冒頭の文章を引用してみるとですよ。

ここまでのあらすじ───
はじめに宇宙が創造された。
これには多くの人がたいへん立腹したし、よけいなことをしてくれたというのがおおかたの意見だった。



上記引用でちょっとでも面白いと思われたならば本書を読むに十分と思われます。でもシリーズ2作目なので、まずは前作「銀河ヒッチハイク・ガイド」から読む必要があるんですけど(;´Д`)


恐らくは10人いたら9人ぐらいまでが「面白かったよ」と思うSFなのではないかなぁ。読んで心に残るものがあったか、と問われると曖昧な笑顔を返すしかないんですけれども(;´Д`)


「SFって小難しそう」と思っている方に特に読んで欲しい作品、中々に狂っているのでその手の本の愛好家(注:ワシ含む)の方もどぞ。