小説感想 エドワード・D・ホック「サム・ホーソーンの事件簿Ⅳ」
- 作者: エドワード・D・ホック,木村二郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/01/21
- メディア: 文庫
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被害妄想が高じて、通電フェンスをめぐらし、庭に犬を放った家に住む親ドイツ派の男が、その一室で殺された。FBIの監視下にもあった密室は、いかにして破られたのか(「要塞と化した農家の謎」。国内を徒歩で旅する謎めいた革服の男と、一日をともに過ごしたホーソーン医師。宿に泊まった翌朝、男は姿を消していた。そして、道中で行き合った者たちは皆、革服の男の存在を否定する・・・(「革服の男の謎」)。不可能犯罪の大盤ぶるまいで読者を堪能させる全12編に加え、西部探偵ベン・スノウ若き日の活躍を描いた「フロンティア・ストリート」を併録。
お、面白いことは面白いけど・・・。
さすがにシリーズ4作目ともなるとマンネリ感が(;´Д`) 悪くはないとは思うんですが・・・。なんつーか、お寿司で最初から最後まで延々とトロのみを食べつづけている感じとでも言えばいいのかな。いいネタだとは思うんだけど、もうちょい変化が欲しいっつーか。(わかりにくいですよその例え)
ぶっちゃけ、連続して読むと飽きると思うので「一日一編」とかそのくらいのペースで読むと最後まで楽しく読めるよーな気がする。つーかワシはそーした。そして割と楽しく読めたのでありましたとさ。ちまちま読む分にはかなり楽しく読める本だと思うので、就寝前のちょっとした時間とかに適した本だと思うっす。
しかし解説は手を抜きすぎだよなぁ。もちっと気合入れてくれ、くれよう。