小説感想 田中哲弥「ミッション・スクール」



ミッションスクール (ハヤカワ文庫JA)

ミッションスクール (ハヤカワ文庫JA)


「下痢のため一刻も早く排便したいのです」───謎の符牒とともに教室から姿を消した聖メヒラス学園一の美少女・山岸香織は、MI6の潜入工作員だった。国連事務総長直属の諜報員・吹石雄作は香織と接触イラク軍のテロ活動を阻止するため極秘任務を開始するが・・・華麗なる諜報戦を描く表題作ほか、ホラー、ファンタジイ、アメコミ、純愛ロマンという5つのジャンルフィクションの定型による規格外の学園ラヴストーリー。



おバカ。


・・・これ以上何を語れとなっ?肌に合う人は絶賛し、そーでない人は罵倒する、恐らくそんな極端な評価が得られる作品ではないにゃ。本書からは有益な教訓やら感動やらは何一つ得られやしませんので、その手の内容をお求めの方は遠慮するが吉。ネタをネタとして楽し(以下略)


「考えるな、感じるんだ」と昔のえらい人も言っているじゃありませんか。深いこと考えず、時間をたまには無駄に消費してみやしませんかの?もちろんワシは楽しく読めましたよ。ワシと同等の感性をお持ちの方ならば受け入れられるっしょ。たぶん。