小説感想 牧野修「月光とアムネジア」
- 作者: 牧野修
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/08
- メディア: 文庫
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60年間、誰にも姿を見られることなく殺しを続けてきた伝説の殺人者、町田月光夜が<レーテ>に入った。<レーテ>とは、入りこんだ者の記憶を三時間ごとにリセットし、重篤な認知障害を引き起こす特殊空間が、直径数キロ以上にわたって出現する現象なのだ。月光夜を追って<レーテ>に進入した捜査部隊は、謎の少女をはじめ次々と奇怪な現象に遭遇する!余人の追随を許さぬ、牧野修の、複雑怪奇ミステリアス幻想長篇。
牧野修はこれが初トライとなります。
んで、本書なんですがぶっちゃけ感想が書きにくいんですよコレが(;´Д`) ミステリなよーでミステリでなく、かといってガチSFかっつーとそーでないよーな。すげぇ幻想的でファンタジーっぽくあるけれど、ホラーといっても言いよーな。語彙が乏しいワシにはちょっと本書を形容するよーなキーワードが中々に捻出できませぬ。すげぇ面白かったことに間違いは無いんですけども。つーかこの人の言語センスはちょっとスゲェよな。個人的に超ツボ。
とりあえず読後感さいこー、と主張しておきたい所存。こーゆー後味を持った本は大好きだなぁ。