小説感想 ダグラス・アダムス「宇宙クリケット大戦争」



宇宙クリケット大戦争 (河出文庫)

宇宙クリケット大戦争 (河出文庫)


遠い昔、遥か彼方の銀河で、ギャクサツ集団クリキット軍の侵略により銀河系は全滅の危機に陥った。封印を破って甦った彼らを迎え撃つのは、よりによってアーサー・デントとその一行。果たして宇宙は救えるのか!?大傑作SFコメディ第3段!銀河大統領の若き日々を描いた本邦初訳「若きゼイフォードの安全第一」収録。



うん、これはいいカオス。


本書は「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズ第3段。「読むだけ時間の無駄」(注:もちろん誉めてます)なクオリティは過去2作より向上しており、何も考えずとも楽しめるところがワシとしてはひじょーに気に入っているのです。SF要素も「すこし ふしぎ」な程度だから「どこか悪いところは?」「頭」と答えるしかないワシでも何の問題もないしな!


つーか「クリケット大戦争」とゆー割には、あまり本筋はクリケットとは関係なかったよーな気が(;´Д`) まぁワシ、クリケットは「何だか訳のわからん紳士のスポーツ」とゆーぐらいの認識しか持ってないから、これはこれで有難かったんですけれども・・・。


基本的にコメディ(つーかギャグか?)ちっくな内容ですので、バカな話がお好きな人ならば是非にっつー感じですかにゃ。本読んだあと、その内容について深く考察するよーな人にはちょっと向いてないかもだ?


つーかぶっちゃけ、読んで数日したら内容殆ど忘れちまったよ(;´Д`) (さすがに大筋は覚えているけどさ) ま、つまりそーゆー本ってことです。単にワシが忘れっぽいだけとかゆー突っ込みは禁止な!