やはりふくしませンせは偉大だ



女犯坊 3 (マンサンコミックス)

女犯坊 3 (マンサンコミックス)


劇画家・ふくしま政美は苦悩していた。
「俺の描きたい構図は・・・見開きでは小さすぎて収まり切らない!」
その時、天啓か悪魔の囁きか、彼の脳裏に画期的アイディアが閃いた。
「縦でも横でもダメなら、斜めにすればいいッ」
かくして、二次元の制約を超えた奥行きを感じさせる
「二次元以上三次元未満」の構図が誕生した。


読者諸賢よ、本書198ページを開いて、劇画界の魔王が放つ魔術を体験せよ!



さすが旧・女犯坊で「馬は大きいものだから大きく書かせてくれ」と原作者にシナリオ変更を要求し、見事見開きを勝ち取っただけのことはあるふくしませンせだ。この煽り文句を読んだときは「またまたご冗談を」と思っていたンですが、実際にそのページを見た瞬間思わず吹いたっつーか「ああ、なるほどなぁ
」とすごーく納得してしまいますた。これは確かに見開きでは迫力がでンな。斜めにして初めていい感じになる絵だ。腕組みして仁王立ちする竜水和尚かっけぇ。


あと以下の竜水和尚のセリフで死ぬほど笑った。

この新宿から女がいなくなれば当然男は女に餓えるようになる・・・まさに女餓シティ(メガシティ)じゃな!」

だれが上手いこと言え(ry