ここ数日で読ンだ本





大正29年が舞台ということで歴史改変的なSFなのかしらン、と思ってたけどまったくそンなことなかったぜ。実にまっとうな青春もの。一応ミステリ的な何か(猟奇殺人事件)があるけど、本質は強く生きる少女たちの挟持・・・魂の在り処みたいなところにありますよ。苦い中にも希望を見いだせるよーなラストシーンも実に素晴らしい。これはよい小説。




赤城おろし毅せンせの本はまっこと五臓六腑に染み渡るでぇ。この恐ろしいまでのB級ボンクラ展開!もはや神のレベルと言えましょう。もう大好き。


書物幻戯 (講談社ノベルス)

書物幻戯 (講談社ノベルス)



赤城おろし毅せンせの本はま(ry シリーズ初の長編。短編ではかる〜く流していたル・シャスールの推理のプロセスなどがじっくり堪能できます。このシリーズ、語られる書籍についての薀蓄が真なのか疑なのかよーわからンところがまたいいね。しかし書物狩人のライバルが書物偽造師っておい。この恐ろしいまでのB級ボ(ry