ルーファス・キング「不変の神の事件」



不変の神の事件 (創元推理文庫)

不変の神の事件 (創元推理文庫)


「これは殺人じゃないわ。処刑よ」リディアは宣言した。姉を自殺に追い込んだ憎き恐喝者が、いま残された家族の前で息絶えたのだ。彼らは死体を処分しようと画策するが、事件は早々に警察に知られてしまう。一方、通報を受けたニューヨーク市警のヴァルクール警部補は着実に彼らの跡を追う。だが、事件は意外な相貌を見せ始めるのだった。知られざる名手のサスペンス溢れる大表作。



これはよい。


冒頭の展開を読む限りでは今ひとつな感じを受けましたが、終わってみれば「おおう・・・」と思わず唸ってしまう内容でしたぜ。これはもう先入観なしに読ンでワシと同じように「おおう・・・」と唸って欲しいゆえ感想は「面白かったよ」の一言で終わらせたく思います(ええー 強いて言うならばタイトルと内容があまり関連していないのが勿体無いところ。


・・・いいからクラシックミステリ好きで未読の人はワシを信じてこれを読むのだ(ぐるぐる目