以下蛇足
ちなみにワシがお世話になってる福岡のミステリ読書会にも投票のお誘いがありましてン。世話人の方から「福岡の読書会参加者でアンケートとって決めるからまずおめーの考えるベスト10を送れよ(意訳)」という依頼がありましたので、ワシとしては以下のよーな作品をチョイスして回答してみました。
【国内編】
- 1 : 古川日出男「アラビアの夜の種族」
- 2 : 京極夏彦「魍魎の函」
- 3 : 山口雅也「生ける屍の死」
- 4 : 原籙「私が殺した少女」
- 5 : 天藤真「大誘拐」
- 6 : 横山秀夫「半落ち」
- 7 : 有栖川有栖「双頭の悪魔」
- 8 : 中井英夫「虚無への供物」
- 9 : 歌野晶午「葉桜の季節に君を思うということ」
- 10 : 山口雅也「奇偶」
【海外編】
- 1 : ドン・ウィンズロウ「ストリート・キッズ」
- 2 : R・D・ウィングフィールド「フロスト日和」
- 3 : J・エルロイ「ホワイト・ジャズ」
- 4 : M・コナリー「わが心臓の痛み」
- 5 : S・ハンター「狩りのとき」
- 6 : J・ディーヴァー「ボーン・コレクター」
- 7 : エラリー・クイーン「Xの悲劇」
- 8 : ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」
- 9 : クリスチアナ・ブランド「招かれざる客たちのビュッフェ」
- 10 : ピエール・シニアック「ウサギ料理は殺しの味」
10位はネタ枠(おい)。それ以外はガチのチョイスです。これで福岡ミステリ読書会の方へメールし、アンケート回答者で集まって酒飲ンで「じゃ、どれにしようか」となったのですが、最終的なベスト100のランキングみるとワシのチョイス結構いい線いってるな。だが誰も「アラビアの夜の種族」をミステリとして認識してくれなかったのは納得いかン。「あれSFだろ」というツッコミに対しては「日本推理作家協会賞とったでしょ!」との反論で迎え撃つ所存。(そして敗北)