たまには本の紹介でも
- 作者: 向山貴彦,宮山香里
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
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世界は滅びるべきなのか?その恐るべき問いの答えを得るために、妖精フィツは地上へとやってきた。最初に出会ったひとりの人間を九日間観察して判断することがフィツの使命。しかし、フィツがたまたま出合ったのは極めて性格の悪い少女ペチカだった………。単行本未収録の設定資料集を新たに追加して、感動のロングセラー、ついに文庫化!
- 作者: 向山貴彦,宮山香里
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/07/01
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妖精フィツとの突然の別れから一年、十四歳になった少女ペチカは大都市パーパスで暮らしていた。初めて幸せを手にしたかに見えたペチカであったが、世界の最後を告げる「妖精の日」はすぐそこまでやって来ていた………。すべてが崩壊へと向かう中、始まるペチカの最後の旅。そして感動のクライマックスへ!各誌紙で絶賛された長編冒険ファンタジー。
結構な有名作品だと思いますので、知っている方も多いと思うのですが………。未読の方には是非ともオススメしたいファンタジー作品でございます。序盤がちょっぴり鬱展開ですけれども(この展開があるからこそ、後半のあるキャラの行動が胸を打つのです)、そのへんを乗り切ればとっても素敵な良いお話が展開されるのですよ。中盤以降は各章にかなりツボをつくポイントがあるんですが、とりわけ最終章「百年の約束」のラストシーンはペチカに感情移入して読んでると、かなり涙腺にくるものが(;´Д`)
とにかく作品の雰囲気がとっても暖かいので、良い話を読んで癒されたい方とかには強烈にオススメしたいところ。ちなみにワシの中ではオールタイムベスト入りしてます、コレ。古〜い宮崎アニメ好きな人なら間違いなく気に入ると思いますよっ!