小説感想 ダグラス・アダムス「銀河ヒッチハイク・ガイド」



銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)


銀河バイパス建設のため、ある日突然、地球が消滅。
どこをとっても平凡な英国人アーサー・デントは、最後の生き残りとなる。
アーサーは、たまたま地球に居た宇宙人フォードと、宇宙でヒッチハイクをするハメに。
必要なのは、タオルと<ガイド>───。
シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作!



バ、バカすぎる…っ!


TVドラマ化されたり映画になったりしてますので、タイトルだけは知っている人も多いかと思われますが…。こんなお馬鹿な話だったとはっ!このNOB、一生の不覚也。


地球人に理解不能オーバーテクノロジー要素は全て「とにかくスゲェ機械」的解釈で話が進められるところが素敵極まりないのですが、ネーミングセンスやそこかしこに感じられるブラックな笑いなども含めてとっても気に入りました。つーか作中語られる「深遠なる疑問の答え」があまりにも意表をついていて思わず爆笑(;´Д`)


とっても面白かったので広くオススメしたいところです。(つーか未読の人が少ないかにゃ?)