小説感想 夢枕獏「新・餓狼伝 巻ノ一 秘伝菊式編」
新・餓狼伝〈巻ノ1〉秘伝菊式編 (FUTABA NOVELS)
- 作者: 夢枕獏
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 新書
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明治の柔聖・前田光世がブラジルで死んだのは、スクネ流の奥義によるものなのかもしれない・・・伝説の秘伝書を追って、武道家たちの腹のさぐり合いが続く。借金のため、カイザー武藤は東洋プロレスのリングに上がり、苛烈なファイトを見せる。文七は、そのカイザーと東洋プロレス主催の大会で激突することになった。大会開幕───いま、第三試合に登場した伊達潮男は、血みどろで、プロレスラーの魂ごと、激闘していた───。
伊達さんかっこよすぎだぜ!
伊達さんが魅せるプロレスラーの矜持ってやつが死ぬほど熱すぎてワシもう大興奮。今度からプロレス見る目が変わっちまうほどの衝撃を受けてしまいましたぜ。さすがキング・オブ・格闘小説の名は伊達じゃありませんな。続きが死ぬほど気になるんですが、3年ぐらい待つ必要があるんでしょ?それはなんつーか、生殺しだよなぁ(;´Д`)
はよカイザー武藤VS丹波文七の試合を読ませてくれ!