歌野晶午「密室殺人ゲーム・マニアックス」

密室殺人ゲーム・マニアックス (講談社ノベルス)

“頭狂人”“044APD”“aXe”“ザンギャ君”“伴道全教授”。奇妙なハンドルネームを持つ5人がネット上で日夜行う推理バトル。出題者は自ら殺人を犯しそのトリックを解いてみろ、とチャット上で挑発を繰り返す!ゲームに勝つため、凄惨な手段で人を殺しまくる奴らの命運はいつ尽きる!?

シリーズ3作目。さすがにネタが付きてちょい小ぶりな展開ですが、それでも十分に楽しめました。作者自ら前書きで「外伝的エピソードと言ってるのも宜なるかな。オチを踏まえてからもいっかい全体を考えると、中々に愉快なお話であり本作はストレートにバカミスといって良かろうて。


つーかこれまだ続ける気なのかしらン・・・？いやワシ好きだからやってほしいけどさ