フリッツ・ライバー「跳躍者の時空」



跳躍者の時空 (奇想コレクション)

跳躍者の時空 (奇想コレクション)


ヒューゴー賞6度、ネビュラ賞3度、世界幻想文学賞2度の受賞歴を誇り、SF、ファンタジー、ホラーの分野で偉大な足跡を残したアメリ幻想文学界の巨人、フリッツ・ライバー。200を優に超える中・短編のなかから、<ガミッチ>シリーズを中心に選りすぐりの10編をお届けする。"奇想コレクション"第18回配本。


まずは、SF史上最高の猫ガミッチが活躍する物語から。天才仔猫が大人の階段上る過程の、おかしくも痛々しい事件を描いた表題作から、本邦初訳の「三倍ぶち猫」まで、シリーズ全5作を一挙収録。ほかに、死神との一世一代の大勝負に出た男を描いてヒューゴー賞ネビュラ賞の二冠に輝いた傑作「骨のダイスを転がそう」、家族の夢想が奇妙に交錯する「冬の蠅」、数をテーマにした特異なファンタジー「春の祝祭」など、全10篇を収録。



にゃんこ可愛いよにゃんこ。


・・・と<ガミッチ>が活躍する猫のシリーズは割と楽しく読めたのですが(にゃんこがマジ愛らしい)、それ以外はちょい微妙感がワシとしてはありましたとさ。いやよくできているとは思うのだけど、何か今ひとつ感が。あまりハートに響かないっつーか・・・


まぁこれは機会を改めてまたトライしてみたい。