フリッツ・ライバー「跳躍者の時空」
- 作者: フリッツ・ライバー,中村融
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/01/21
- メディア: 単行本
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ヒューゴー賞6度、ネビュラ賞3度、世界幻想文学賞2度の受賞歴を誇り、SF、ファンタジー、ホラーの分野で偉大な足跡を残したアメリカ幻想文学界の巨人、フリッツ・ライバー。200を優に超える中・短編のなかから、<ガミッチ>シリーズを中心に選りすぐりの10編をお届けする。"奇想コレクション"第18回配本。
まずは、SF史上最高の猫ガミッチが活躍する物語から。天才仔猫が大人の階段上る過程の、おかしくも痛々しい事件を描いた表題作から、本邦初訳の「三倍ぶち猫」まで、シリーズ全5作を一挙収録。ほかに、死神との一世一代の大勝負に出た男を描いてヒューゴー賞、ネビュラ賞の二冠に輝いた傑作「骨のダイスを転がそう」、家族の夢想が奇妙に交錯する「冬の蠅」、数をテーマにした特異なファンタジー「春の祝祭」など、全10篇を収録。
にゃんこ可愛いよにゃんこ。
・・・と<ガミッチ>が活躍する猫のシリーズは割と楽しく読めたのですが(にゃんこがマジ愛らしい)、それ以外はちょい微妙感がワシとしてはありましたとさ。いやよくできているとは思うのだけど、何か今ひとつ感が。あまりハートに響かないっつーか・・・
まぁこれは機会を改めてまたトライしてみたい。