スタンリイ・エリン「鏡よ、鏡」



鏡よ、鏡 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-3)

鏡よ、鏡 (ハヤカワ・ミステリ文庫 36-3)


誰が気楽にしていられるだろう、自宅の浴室に火薬の匂いがたちこめているというのに。しかも床の上には拳銃で胸を撃たれた豊満な女が息絶えているという、おぞましい光景を前にして───拳銃はわたしのだが、女は知らない。わたしの部屋には鍵がかかり、掛け金もかかっていたのだ。息子のニックは知っているのか。意味不明の伝言は?錯綜する過去と現在の間から姿を現す戦慄の真実。鬼才がミステリの限界に挑む衝撃作。



ええと(´・ω・`;) ← 流れる滝のよーな冷や汗


twitterの方で定期的に話題になるので買って読ンでみました。密林マケプレは文庫版はブッダファックなお値段になっていますが、ノヴェルズ版はお手頃価格なのでそっちで購入。読めりゃ何でもいいのよ。本書、途中から袋とじになってたり(開封済だったけど)と凝った作りになっており、これはもう否が応にも期待が高まるってもンですよ。で、到着後、即ワクワクしながら読ンでみたのですが。






これは ひどい (注:満面の笑みで)






こいつぁびっくりだ。というか正真正銘どこに出しても恥ずかしくないストレートど真ン中のバカミスじゃねーかYO!これオススメしている人たちは揃いも揃ってバカじゃねーの?(しつこく注:褒めてます) いや冒頭はともかく、序盤の展開からして「もうそーゆー方向に行くしかねーよな」と思って読ンではいたけど!そして方向性は読めても予想の斜め上を超特急で突っ走るオチにワシ完全K.Oされてしまいましたけど!エリンは本当に頭おかしいな!いやもう何か、色々とその、本当すいませンでした。意味もなく謝りたい。恐らく今後何十年経とうがこの真相は決して忘れまい。


細かいことはどーでもいい、いいからバカミス者はガタガタ言わず読むンだ。