小説感想 菊地秀行「魔界都市<新宿> 完全版」
- 作者: 菊地秀行,末弥純
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2005/04/30
- メディア: 新書
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200X年───<魔震>と呼ばれる怪現象によって、新宿区はわずか3秒で壊滅した。以来、妖気に包まれた彼の土地は<魔界都市>という名で恐れられ、いつしか怪奇と戦慄の支配する場所となっていく。そして説きは2030年───地球連邦首席の暗殺を企てる魔導士の出現により、<新宿>は大いなる災厄を世界にもたらそうとしていた。妖鬼を従えた魔導士に対抗しうるのは、念法を駆使する十六夜京也のみ!?伝説的シリーズが加筆の上、合本で復活!!
正統派ジュブナイル活劇。
「魔界都市<新宿>」と「魔界都市<新宿> 魔宮バビロン」の2本を収録した本書。
菊地秀行っつーと「伝奇バイオレンス&エロス」っつーイメージだったんですが、まあびっくりするくらいにジュブナイルの冒険活劇でしたよ。しかも微妙にボーイ・ミーツ・ガールものだし(;´Д`)
今のワシが読んでも結構面白く読めたので、たぶん中学・高校ぐらいの時に読んでたら大ハマリしたろうなぁ、コレ。