小説感想 乙一「銃とチョコレート」



銃とチョコレート (ミステリーランド)

銃とチョコレート (ミステリーランド)


少年リンツの住む国で富豪の家から金貨や宝石が盗まれる事件が多発。現場に残されているカードに書かれていた【GODIVA】の文字は泥棒の名前として国民に定着した。その怪盗ゴディバに挑戦する探偵ロイズは子どもたちのヒーローだ。
ある日リンツは、父の形見の聖書の中から古びた手書きの地図を見つける。その後、新聞記者見習いマルコリーニから、「【GODIVA】カードの裏には風車小屋の絵がえがかれている」という極秘情報を教えてもらったリンツは、自分が持っている地図が怪盗ゴディバ事件の鍵をにぎるものだと確信する。地図の裏にも風車小屋が描かれていたのだ。リンツは「怪盗の情報に懸賞金!」を出すという探偵ロイズに知らせるべく手紙を出したが・・・。



ふーん。


いや、面白いことは面白いけどさ、何かあまりにも真っ当すぎる内容でちょっと物足りないよ(;´Д`)


少年時代に読んでいれば恐らくは凄く好きになれたんだろーけど、既に汚れちまった我が身では正直あんまり楽しめませんでした。うーん、何だかすげー勿体無い気がする。無念。(同系統?である「怪盗グリフィン危機一髪」は楽しかったんだけどなぁ)


つーわけでワシとしてはあんまり語ることがねっす。とりあえずリンツ少年のお母さんが何気に萌えキャラなのがステキ、つー感想を残し終了。(世評では概ね好評のよーですので、興味のある方はワシの感想など気にせずに読まれてみてはどーでしょ?)