山野一せンせはネ申



四丁目の夕日 (扶桑社文庫)

四丁目の夕日 (扶桑社文庫)


大学受験を目指し勉学に励む主人公別所たけし、そんな彼の人生は母の事故から始まる連鎖反応的な不幸により無間地獄へと墜ちていく……。



スプレー缶でマザーがDAI☆BAKUHATSU、ファーザーは印刷工場でぐっちゃんぐっちゃん、シスターとブラザーはキチガイに「ひゃっはー!」され、たけし君はキチガイジョブチェンジする、そんな昭和のノスタルジーさが胸に染みる四丁目の夕日。間違っても「三丁目の夕日」みたいなものを期待してはイケナイ。心構えなしに読むと死ぬるぞ。(精神的にな!) 不幸・不幸・不幸の無限スパイラルはここに極まれり。まさにこの世は格差社会、生き地獄。で、でも冥府魔道を彷徨っていても希望はあるよね!救いはあるよね!人間生きてりゃ良いことあるよね!


という事を「そーでもないなぁ・・・ orz」とまざまざを見せつける山野一せンせはマジパネェ。そしてこんな連載を許したガロもマジパネェ。


とりあえず読了したワシの心境はこんな感じです。