小説感想 ピーター・G・エンゲルマン「マジシャン殺人事件」



マジシャン殺人事件 (扶桑社ミステリー)

マジシャン殺人事件 (扶桑社ミステリー)


奇術師"グレイト・ザガニーニ"の最大の演目は、スリリングな脱出マジックだ。丈夫な袋に入れられて鍵を締められ、さらに箱に閉じこめられると、そこに建築解体用の鉄球が落とされるという、タイミングが勝負の出し物だ。その日の公演もいつものように順調に進んでいる・・・はずだった。だが、ザガニーニは脱出せず、鉄球に壊された舞台上の箱から、血が流れはじめた!かくて、マジシャンは無残な死体となって発見された。警察の捜査は予想外の展開を見せ、事件は法廷へ───ミステリー問題作。


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     くく 

しまった!これは地雷本だ!
ワシが読んでいるうちに他の本へ逃げろ!
早く!早く!ワシに構わず逃げろ!






というわけであらすじにあるよーにミステリーで問題作です、これ。何でこの本が翻訳されたんだ的な意味で。ぶっちゃけファックとしか言い様がない作品でございますので、皆はスルーすれば良いと思うよ!それでも俺はダメなミステリが好きなんだ!と言う方は止めやしませんがなHAHAHA!


「どの辺がダメだったのよ?」と問われると「全部」としか答えられない作品なんて久々だぜ・・・。これはミステリではない。もっとおぞましい何かだ。