忘却の彼方



古本屋でマイクル・イネス「ストップ・プレス」を発見して「誰がこンなン売ったンだよ」と思ったのもつかの間、まったくオチを思い出せないことに激しく凹む。ストーリー自体はうっすらと覚えてたけど、どンなオチでその現象を説明したかとかはまったくもって不明のままですよ。


国書の世界探偵小説全集はまだ1/4ほどが読み残してあるのですが、全部読み返してもいいかも知れンね・・・つーかオチまで覚えている作品の方が稀なのか?「編集室の床に落ちた顔」とかは覚えているけどさ。(好みの傾向がよくわかる話ですね!


いやあれは凄いよ?あのネタは近年の新本格でもやってないンじゃね?作者の意図に気づいた瞬間爆笑するしかないという。すげぇ読みにくい本だけどワシはあれを愛する。