小島正樹「扼殺のロンド」
- 作者: 小島正樹
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2010/01/25
- メディア: 単行本
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その事故車は工場の壁にぶつかってたわみ、ドアが開かなくなっていた。中には男女。女は腹を裂かれ、男は無傷のまま、死んでいた。直前にすれ違ったドライバーはふたりとも生きていたと証言、さらに男の驚くべき死因が判明して捜査は混迷を深めた。しかし事件は終わらない。第二、第三の事件が追い打ちをかける───新世代トリックメーカーが放つ渾身の一撃!
トリック中心に仕上げられた本格ミステリ。
ストーリーが面白いか面白く無いかとかはもうどうでもいいよねこれ。この考えつくされたトリックの妙技に酔いしれるが良いさ。かなり細部に至るまで練りこまれておる作品。この奇想は凄いわ。
つーか感想これくらいしかない。話にまったく魅力がないのでトリックについて語りたいのだけど、それはネタバレになるので触れられないし(´・ω・`)