コナン・ドイル「緋色の研究」




従軍から帰国し、ロンドンで同居人を探していたワトスンが紹介された不思議な男。アフガニスタンに行っていましたね―。初対面でそう言い当てられ、度肝を抜かれたその男こそ、怜悧な観察眼を備えた名探偵シャーロック・ホームズだった。若き日のホームズとワトスンがベイカー街221番地Bに一緒に住むことになったいきさつと、初めてふたりで取り組んだ難事件を描く記念碑的長編。今最も定評ある訳者の新訳でおくる傑作。



20年ぶりくらいに再読。つーか原書は1887年かよ!


というわけで誰もが知っている作品であるところのシャーロック・ホームズ、その第一長編を色々な機会を得ることができましたので超久々に読ンでみました。というか読ンだの小学生の時だったと思うので内容かけらも覚えてなかったからめっちゃ新鮮でしたよ。つーか色々なオマージュ的作品やパロディ作品に触れた今だからこそ色々と味わい深い作品になったと言え無くもない。ホームズの奇矯な行動とかアレな変装とかツッコミどころ満載ではあるし、ワトソンのホームズに対する偏愛っぷりといい、中々どうして原典も狂っておる。そしてこれが面白いンだよなぁ。すげぇぜドイル。すげぇぜホームズ。


500円で入手可能なので古き良き探偵小説に触れたくなった方はワシ同様、久々に読まれてみては如何でせうか。