セバスチアン・ジャプリゾ「シンデレラの罠」
- 作者: セバスチャン・ジャプリゾ,平岡敦
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2012/02/29
- メディア: 文庫
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わたし、ミは、火事で大火傷を負い、顔を焼かれ皮膚移植をし一命をとりとめたが、一緒にいたドは焼死。火事の真相を知るのはわたしだけだというのに記憶を失ってしまった。わたしは本当に皆の言うように大金持ちの伯母から遺産を相続するというミなのか?死んだ娘がミで、わたしはドなのではないのか?わたしは探偵で犯人で被害者で証人なのだ。ミステリ史上燦然と輝く傑作。フランス推理小説大賞受賞作。
安心と信頼のフランスミステリ。やっぱりヘンテコです。
「わたしはこの事件の探偵であり、証人であり、被害者であり、犯人なのです」ってのは読ンでもらえばわかると思うのですが、ほンとにそンな話でした。そしてそれだけでは済まないお話なのでありました。どーゆー風に済まないのかは、うン、語れないンだ、済まない(´・ω・`)(だってそれネタバレになっちゃうし・・・)
大変ワシ好みの作品なのでありますが、どー面白かったかを語ろうとするとネタバレを避けずには語れないのでここはワシを信じて皆読ンでみればいいンじゃないかな。当方と読書センスが近いならきっと楽しめるはずだっ