アガサ・クリスティー「クリスマス・プディングの冒険」




英国の楽しい古風なクリスマス。そんな時でもポアロは推理にあけくれていた。外国の王子がある女性によって由緒あるルビーを奪われたので、それを見つけ出してほしいというのだ。女性が潜む屋敷へと赴いたポアロは探偵活動を開始する。表題作をはじめ、短篇の名手クリスティーによる短篇のフルコースを召し上がれ。



読書会のお題でした。(本来ならば読書会の感想を書かねばならぬのですが、メモってなかったので今回はスルーです。すいませン・・・(´・ω・`))


ポワロもの中心の短篇集(+ミス・マープルがひとつ)でありましたが、まぁこれはもうミステリ的にどーのこーのと言うよりも「ポワロかわいいよポワロ」とひたすらにポワロを愛でるだけの話であったと言えましょう。表題作とかツッコミ開始すればもう切りがないので(例:なぜ逃げない等)、その辺は割りきって楽しむべき作品かと。逆に言えば「ポワロ?( ゚д゚)、ペッ」という人にはまったくもって楽しくない作品ではないかと。あとポワロについてあまり知識がない人が読ンでも楽しくないかもだ。


つーかこのバージョン(クリスティ文庫)、表題作における5章と6章が分割されているのがかなり物議を醸し出しました。えらく意味ありげなのだが、これを意味ありげと思うのはきっと心が汚れているからに違いない・・・。(でなきゃポワロが幼女好きの変態うわなにをするやめ